高尾山 MT TAKAO

3月10日久しぶりに、いわきから上京して来た友人と楽しい会食を新橋でもった。
東京駅に向かう彼女を、タクシーに乗せて「又ね~。気をつけてね~」といつもの様に手
を振り見送った。
その翌日に大震災。夜半になってやっとメールが通じた。「避難命令があり今 中学校
から帰宅したところ。とりあえず家族と連絡もとれて、全員が無事」との事。
そう家が海からも近くなくて良かった。お邪魔した時を思い出し心からホットした。

次いで福島原発の事故が伝えられてきた。
今度は「大丈夫~?」なんてメールどころではなく どうしようと悶々としているばかりで
した。
3月20日彼女からメールがあり、「屋内待避していたが息子達に急かされて一昨日から
川崎の次男の家に夫婦で避難されている」そう。
「何か出来ることが有ったら言ってね。落ち着かれたら、又近くで会いましょう。」
返信しながら 何が出来るの?安心して自宅へ帰れる以外落ち着く方法なんて無い
じゃない。と自問自答をした。
そして何度かメールし合っていたが ご主人も一緒の避難生活。
「その内一度~」と言いつつ再会も儘ならずに日を過ごした。

4月1日「今 高尾山に向かっています。原発の問題も長期になりそうなのでそろそろ
帰ろうと思います。」
いつもの遅い朝食を摂っていたらメールが入った。
いわきでは森を守る活動をしていて 小学生を案内したり全国大会に出席していた彼女。

「念願の高尾山に登り、人も少なく富士山も良く見えて~これで心おきなく帰れます。」

毎日報道される原発の大変な事故の様子を知り、何も出来なくてやきもきするばかりで
も私はすっかり疲れてしまっているのに、彼女は山に登る元気があるんだ。
そうこんな大変な事故だからこそ、問題に健康な身体と精神で立ち向かわなければ
いけないんだと思った。

人類は数百万年前に誕生して火打石で火を起こす事を覚えて、それから長い道のり
でここまで歩んできた。
並列してはいけないかも知れませんが、原子爆弾も原子力発電もそれからイラク戦争
で使われ何億年も残ると言われている劣化ウラン弾も、発明して使用しているのは、
私たちと同じ人間です。
だからどこかでストップをかけ立ち止まるのも人間には必要なのではと、思います。

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